ご存知の通りデジタル放送がそれなりに普及している中で、
少なくとも自分の身の回りではテレビを買い換えたとかは頻繁には聞こえてきません。
頻繁には聞こえては来ないものの、
エイジ氏は自分用としてBRAVIAの40V型を最近買ってますし、
Rusia氏の自宅居間ではVIERAの42型があります。
あとyasu氏の自宅の居間にもREGZAの37型がありました。
それ以外は聞いてないです。
家族が主に見ているテレビでは買い替えが進んでいるみたいですが、
自分専用のテレビに関してはエイジ氏しか買っていないようです。
この結果を見ても高画質はいいけど、
別に新しくテレビやチューナーを買ってまで見たくない…という人はおそらく結構いるはずです。
人の事言えませんが、自分の周りではテレビを見るという行為よりも、
PCでネットという選択に傾いている人が多いような気がしないでもないので、
全然当てにならないのですが、
あと3年を切った状態で果たしてちゃんとデジタル放送に完全に移行できるのか疑問ですよね…。
デジタル放送は知っているけどテレビを新しく購入する余裕の無いという方が多そうですよね…。
それはそうですよね。自分だって興味はあっても、
来月にデジタル放送に完全移行するからテレビ買い換えてくれなんていわれても無理です。
そもそもテレビを購入するか否かは消費者個人が決めることであって、
会ったことも無いどこぞの役員が決めることじゃありません。
デジタル放送では今の放送には無い利点があるのはわかりますけどね。
ただでさえ高齢者が増えているこの日本で、
現在、後3年もしないうちにテレビが見られなくなることを知っている高齢者の方が一体何人いるのか。
本当に必要なことなら、国を挙げてもっとアピールして、
家にテレビがある家庭には少なくとも各家庭一台分のデジタルチューナーを配布、
希望者には設置や接続、基本的な使い方を教える等のサービスを行うべきです。
とは言うものの、国債世界一のこの国がそんなことするとは思えませんが…。
それに、チューナーを配布なんてパッと見はよさそうな感じですが、下手にこんなことをしてしまうと、
高齢者を狙った新たな詐欺の手口を増やしそうですね。
もともと勝手に決まって勝手に始まったに近い今回のデジタル放送への移行。
国民の意思や意見は殆ど反映されていなかったのでしょうね。
もしこれで2011年7月までに上手く移行が進まず、
やっぱりアナログ放送をもうちょっと延長するなんてことになったら大変です。
今現在、私が住んでいる県内で地上デジタル放送を見られる地域は、
国道を中心として大きな町周辺に点在するので、世帯数で言えば数を増やしているといえますが、
県の面積で見るならまだ2、3割くらいの地域でしか地上デジタル放送を見られません。
あと2年と9ヶ月で全ての人が地上デジタル放送を見られる状態になっているの?
(ここでエリアを確認してみてね)
本当に移行したいならもっと国を挙げてアンテナ設置を進めるべきです。
ニューディール政策じゃないですが、国が失業している方を積極的に雇ってアンテナ設置を推進すれば、
失業者も減って、(一時的にですが)完全に移行出来る状態にどんどん近づけられると思うのですが…。
まあ素人考えですけどね…。